ライセンス(Cカード)について
Cカードの正式名称はCertification Card(サーティフィケーション カード)つまり認定証のことです。
Cカードは、レクリエーション・スクーバダイビングに関して「定められた知識と技術(指導基準)」を、ある「特定の時期」に、ある「特定の場所」で、習得したことを証明するものです。
講習中にダイビングを安全に楽しむ為の知識とスキル、万が一のトラブルに対応する知識とスキルを取得したと言う証明です。
ですからCカードは取得した時点から、将来に渡って知識や技術を保証しているものではありません。
しばらくダイビングをしていないと、技術(スキル)は低下し、知識も時間と共に忘れてしまうため、前回のダイビングから期間が空いてしまった場合には、以前に習ったスキルや知識を思い出すための「リフレッシュコース(指導機関により名称が異なります)」の受講が強く推奨されています。
もちろん、知識やスキルを忘れていないと言う事であれば、リフレッシュコースなどは必要ないものですが忘れている事があると言う事は、安全にダイビングをする事が出来なくなる可能性が高くなります。
また、Cカードを取得したからといって、どんな地域の、どんな環境でも、自由にダイビングができる能力が身に付いたと言うわけではありません。
通常は入門レベル(エントリーレベル、PADIではオープンウォーターダイバーコース)の講習では、以下の範囲内で安全にダイビングするために必要な知識と技術を学びます。
・昼間の、比較的穏やかな水域で、バディと共にダイビングする
・水深18mまでの範囲で、なおかつ減圧停止をする必要のない範囲
・頭上に障害物が無く直接水面まで出られる環境
以上の条件の範囲を超える環境では、追加トレーニングが必要となります。
また、講習を受けた地域の環境と、大きく異なる環境の地域でダイビングするためには、地域のプロからアドバイスを受けることが必要です。 (例:暖かい南のサンゴ礁の海でCカード取得した人が、初めて冬の北海道の海でダイビングしようとする場合など)
また、このCカードには初級の「オープン・ウォーター・ダイバー」以外に中級・上級のランクや「スペシャルティ・ダイバー」など色々な種類があります。スキルの向上や遊び方の幅を広げる為のスペシャルティコースにもCカードが発行されます。
もちろんプロダイバーにもランクごとにCカードが発行されます。
KAILALUAは、Cカードを取得された皆様が、安全で楽しいダイビングをして頂くために、手抜きの講習はいたしません。
あなたがどんなダイビングをどのようにしたいのかで、どのコースを受けたら良いのかが見つかります。
まずは体験ダイビングをしてみたいと言う方には・・・